いよいよ、終盤に近づいてきたところ。
ビニールDJハウスには、初めての作品となる1st EP『hand in hand』を発表したばかりのChris Van Cornellが姿を現した。
スタート前から多くのオーディエンスが詰めかけていたが、
そんな状況でも、決して焦らず、穏やかに音を紡ぐ彼ら。
そのナチュラルな姿勢がバンドの良さだろう。
基本のパートはあれど、自由自在に楽器を持ち替え、
その曲がいちばん活きる形を追求していく。方向性を模索する中、
2年もの間、アレンジを追求した「She said」で幕を開け、
5人が織り成す声のアプローチが素晴らしく響く「tatata」
へと繋ぐ。その後も、温かみと情緒に溢れた曲を奏で続け、
自ずからそのままスッと吸い寄せられてしまった。的確なリズム、
幾重にも織り成す数々の楽器。はっきり言って、
まだまだ興味が尽きない。(ヤコウリュウジ)
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